化粧水に含まれている「ビタミンC誘導体」って一体何?

ビタミンC誘導体

ニキビ肌用の化粧水によく配合されている成分の一つに、「ビタミンC誘導体」があります。

「ビタミンC誘導体」と「ビタミンC」はよく混同されがちですが、厳密に言えばこの2つは違うものです。

ビタミンC誘導体は、体内に摂取し酵素反応などが起きることでビタミンCとなるものです。

この形状をとっていることによるメリットは、誘導体化によって生体外での安定化および生体内への吸収率が格段に向上することです。
つまり、ビタミンCをそのままの形で摂取するよりも安全かつ多量に摂取することができるということです。

ビタミンCは健康に対して好影響が多いため色々な食品・薬用品・飲料などで見かけますが、そのままの形だと分子構造が不安定で壊れやすいため十分な量を摂取するのが難しいのです。

また、化粧水などの美容液にビタミンC成分を配合しても、皮膚は水溶性の成分を弾きやすいという特徴があるので、構造が水溶性ではない誘導体の形で肌に浸透させるのが好ましいといえます。

 

ビタミンC誘導体の効果

肌につけた当初はビタミンC誘導体の形を保ったままですが、しばらくすると新鮮なビタミンCとなって肌の奥の真皮まで浸透します。

ビタミンC誘導体は主に「リン酸Lアスコルビルマグネシウム」と「リン酸Lアスコルビルナトリウム」があり、これら2つともに、

  • ニキビ跡の赤みを防ぎ元の肌色に戻す
  • ニキビ跡の色素沈着を防ぎ元の肌色に戻す
  • ニキビ跡の凸凹クレーターを作りにくくする
  • 皮脂の過剰分泌を抑える
  • コラーゲンの発生を促進する

といった効果があります。

要約するとビタミンC誘導体を摂取することは現状のニキビ痕の進行・悪化を防ぎ、ゆっくりと治癒しながら、再発も同時に防ぐということです。
さらに美白効果も期待できます。

最後に、ニキビ跡やニキビで悩んでいる方におすすめできるサイトとして、実際に悩んでいる人の体験談を掲載しているサイトをご紹介します。
⇒ 『ニキビ跡の悩み K・Uさん(31歳) | 男女のお悩み系体験談』(外部サイトへ移動します)

美白といえば「ハイドロキノン」

ニキビ用化粧水によく含まれている成分の一つに「ハイドロキノン(ヒドロキノン)」があります。

ハイドロキノンは美容形成外科や美容クリニック、エステサロンで処方されるのが当然となりつつある美白効果のある成分で、厚生労働省も認可している成分です。

医者が取り扱っている成分だけに肌への美白効果が高く、化粧水や美容液には必ずと言っていいほど含まれています。

この効力の高さから別名「肌の漂白剤」と呼ばれているほどです。

元々は軟膏やクリームとして販売されていましたが、今では化粧水や美容液といった使いやすい液状のもので提供されています。

また、ビタミンAと併用することで美白効果が増すことも判明しているので、ハイドロキノンだけでなくビタミンAも一緒に含んでいる製品が重宝されています。

ハイドロキノンの美白効果のポイントはシミやニキビの主な原因であるメラニンの動きを大きく抑制することにあります。

他にもメラニンの動きを抑制する成分は数多くありますが、ハイドロキノンよりもその作用が大きい成分は存在しません。

ハイドロキノンの効果

ハイドロキノンの主な効果は「美白効果」です。

この効果はシミ予防成分である「βアルブチン」の約100倍と言われるほどで、シミやニキビ跡に悩む人は必須と言っても過言ではありません。

この成分を摂取することで美白のメカニズムは以下の通りです。

メラノサイトというシミの原因であるメラニンを作り出す細胞があるのですが、ハイドロキノンを摂取することでその細胞自体を減らすことができるので、結果としてメラニンの生成を減らすことができます。

また、チロシナーゼという酵素もメラニンの生成に大きく関与しているのですが、ハイドロキノンはこの成分の生成も抑制することができます。

シミ自体を薄くする効果もあるのでニキビやニキビ跡だけでなくシミも綺麗に消すことができます。

肌の新陳代謝促進・ピーリングには「グリコール酸」

ニキビ用化粧水によく含まれている成分の一つに「グリコール酸」があります。

このグリコール酸は最もシンプルかつ摂取しやすいAHA(α-ヒドロキシ酸)であるため、多くの化粧水や美容液に含まれています。

AHAとはエステや美容皮膚科で行われている今大人気のケミカルピーリングに用いられる成分です。

新陳代謝を促す効果と古い角質をすべて取り除く効果があり、肌の新陳代謝――ターンオーバー(生まれ変わり)を促進することができます。

逆にこのAHAが欠けている場合、肌は正常にターンオーバーされません。

このグリコール酸は肌への透過性が優れており、シワやシミ、ニキビ、ニキビ跡、色素沈着によってダメージを受けた肌でも問題なく吸収されます。

吸収されたグリコール酸はAHAとしての役割をいかんなく発揮し、肌の生まれ変わりを正常かつ迅速に行います。

ケミカルピーリングにはこの効果が欠かせません。

だからこそ、美容液や化粧水の成分として重宝されているのです。

 

グリコール酸の効果

グリコール酸が含まれたものを肌に塗布することで表皮の上層と反応し死んだ皮膚細胞の結合を緩めます。

これを繰り返し行い最終的には肌の奥の新しい皮膚細胞が上層へとあらわになるのです。

この一連の流れをターンオーバーというのですが、ニキビ跡があったりシミがあるような肌だとターンオーバーが正常に行われにくくなります。

グリコール酸およびAHAは肌のシミやニキビ跡を正常に戻すことができるのです。

また、この成分を摂取し続けることでターンオーバーされやすい肌になるということは、古い角質が溜まりにくくなったり、皮脂の分泌を抑えることができるということであるため、新しいニキビが発生するのを防ぐことができます。

そのため、グリコール酸を摂取し続けるということは現状の回復だけでなく、今後の肌のトラブルを未然に防ぐことにも繋がるということです。